この前回組んだ大引の上に、
透湿防水シート
→根太
→スタイロフォーム
→捨て貼り合板
の順で施工していきます。
まずは透湿防水シート。
この白い紙に「部屋の中から湿気を逃がし、外からの水分は遮断する」という機能があるそう。
人類の叡智すごい。
印字面を部屋の外に向けて使うのですが
印字面が逆です。いきなり裏表間違えて張りました。
叡智を無に帰すミス。人類ごめん。
しかもこのミスに気付くのはだいぶ後になってから。
張る前にちょっと気になったものの、iPhoneが手元になく(タイムラプス撮影してた)検索できず。
撮影中断すればいいのに、めんどくさがりが命取りに。
「まーだいじょぶやろ!」と気楽に言い放った記憶があります。全然大丈夫じゃなかった。
タッカーという、「面に使うホチキス」みたいな道具でバシバシ張り付けていき、シート同士が重なるところは気密テープで繋げて空気が漏れないようにします。まぁどんなに進めても裏表逆なのは意味ないけど。
不幸にもそのまま進めてしまう。
あー逆あーー
透湿シートを張ったら、その上に根太(ねだ)を大引とは直角になるようにビスで打ち込んでいきます。
もちろんこれも後でやり直しました。
あーもうこんなに進めてあーあー
透湿シートを張ると足場が一気にめんどくさいことになる。
大引のあるところしか踏めないのでそこに線を引いています。
既に打った根太の上に足場として板を置いたりして工夫しながら進めていきます。
「進めていきます」って、進んでないけどな本当は。
この頃ようやく透湿シートの表裏間違いに気付きます。メンタルにきて一回休み。
これ全部やり直し。「これぞDIYの醍醐味!」みたいなことは全然思いません。シンプルにめんどくさい。
むしろこれぞDIYのデメリットのひとつ。でもそれも選んだ道よ。
メンタル回復しようがしまいが進まねばならぬ
二度目はだいぶ作業が早い。メンタル回復してないので写真も少ない。
全体に根太を打ち終えると、根太と根太の間にスタイロフォーム(断熱材。発泡スチロールみたいなやつ)を切って詰めていきます。
水色のがスタイロフォーム。根太の高さと同じ厚さのものを使い、根太の間隔に合わせて切っています。
その後、根太に合板(捨て貼り合板と呼ぶらしい)を貼り付けるために
根太ボンドというボンドをびよーっと
びよーーーー
びよーした部分に板を置き
根太に合わせてビスを打つために線を引きます。でっかい定規めちゃ便利。もう大人なので振り回して遊んだりはしません。
線の上に20cm間隔でビスを打ちますが、いちいち測るのがめんどくさかったので
手で測りました。開くとちょうど20cm。便利な手。
木は湿度で伸び縮みするらしく、合板と合板の間はちょっと隙間を開けるといいそうな。
「ちょっと」ってどれくらいやったかなー、でも今撮影中でiPhone手元にないから検索できへんなー。ま、これくらいで大丈夫やろ!
喉元?全然熱くないけどなに?
ということで捨て貼り合板まで完成。
本来ならこの上に仕上げのフローリング材を貼るんですが
用途は防音室なのでこの後もう一段、防音層を作ります。
動画
今回の動画、前回の大引と合わせて一つの動画にしました。
手伝ってくれた人
今回の合板や根太を運ぶのにバンド仲間のベーシスト、カッシーに連絡して手伝ってもらいました。あざす。
その日関東はめちゃくちゃ風が強くて、そんな日に板材を運ぼうとしたもんで超絶大変でした。
ホームセンターの駐車場で台車ごと風に吹かれて飛ばされそうになってるカッシー見て爆笑してしまった。手伝ってくれてるのにごめん。また来てね。
ドラム防音室DIY 最初から読む
ブログも作るってよ。モリモトです。 ひょんなことから一軒家の一室(+地下室)をDIYでスタジオに改造することになりました。目標はドラムの宅録ができるやつ。せっかくなのでその経過をブ[…]