【10】床作り「大引」後編+換気孔に金網を張る

  • 2021年1月21日
  • 2023年4月18日
  • DIY

頑張って続けているドラム用のDIY防音室
今回は先日防腐塗料を塗った大引材を組み上げます。

と、その前にやることがひとつ

地下室には換気孔が2つ空いていまして
見る限りではそのまま外に繋がっている様子。

「地下室の底に換気孔ってどないやねん」ということなんですが


多分こんな感じ(青の部分)
窓を塞いで小さくなったとはいえ、ちびっこの紅蓮華大熱唱まぁまぁ聞こえるなーとは思った。

防音に関しては後で対策するとして、問題なのは網も何もなくて外と直結なこと。
このままではヤモリの侵入を許してしまう。絶対あかん
そういえば地下室内で蛇が脱皮した形跡あった。爬虫類まじでホンマに絶対あかん
塞ぐわけにもいかないので金網を張ることに。
ホームセンターの金網切り売りコーナーで店員さんに相談しました

 

モリモト「湿気に強い金網ってありますか?」

おばちゃん店員「こちらのステンレスがいいですねー」

モリ「おっなるほど、幅1メートルなんすね。ではこれを20センチください」

おば店「かしこまりましたー。あら、これもう残り少ないわね。50センチ…。これ硬くて切るの大変なのよね…いいわ!30センチおまけしちゃう!!ね!!!」

モリ「Win-Winっすね」

 


でけぇ

カット用にハサミも一緒に買いました(万能ハサミというらしい)


換気孔の径より一回り大きく切って


ぐいっとつっこみます。シンプル。

正直、金網買ってもどうやって塞ぐか全然思い付いてなかったけど、材料を目の前にすると閃くことがたまにある。閃かずに材料が無駄になることも同じくらいあるけど。今回は前者でした。よかった。


ふたつある換気孔のひとつにはホースを通しておきます。
このホースは防音室の完成後に除湿機を繋ぐやつ。
これを繋げば溜まった水が自動で排水され24時間除湿が可能になります。
金網の横からホースを通し、隙間はエアコンパテで埋めました。完璧。

ここからいよいよ大引を組んでいきます。


とりあえず水平は大体にしてぽんぽん置いていきます。微調整は後。


組み上がっていくのはめちゃめちゃ嬉しい。
長い戦いが遂に終わろうとしている…
(大引材を買ってからここまで10日かかった)

ひとまず全部置いたらアジャスターの微調整で水平をとります。

この微調整も地味にめちゃくちゃ大変。
「あっちを立てればこっちが立たず」を死ぬほど味わいました。中間管理職ってこんな気持ちなんかな。知らんけど。

そもそも地面のコンクリートにはかなり凹凸や傾きがあって


謎の金属が飛び出ていたりもします。なんこれ
あまりに邪魔な奴はディスクグラインダーで削ります。


きたねえ花火だ

それでもアジャスター付属の脚の可動域では対応しきれないところが頻発し

急遽アジャスターに合う長いボルトをいっぱい購入(3/8インチのボルト)
念のためサビ予防の塗装をして


こんな風に純正の脚と交換して使いました。


ヒィヒィ言いながら水平をとった後、ビスで固定。
二本のビスの角度を変えて斜めに打つと固定力が上がると聞いてやってみました。
難しいって聞いたけど案外やれるやん。もしや天才では


調子乗ったらズレて隙間も空いたし水平も狂った。とてもつらい


そんなこんなでなんとか完成。

今回から動画を撮ってみました。

ドラム宅録用防音室DIY-最初から読む

モリモト、スタジオ作るってよ