2024年のツアーで使った機材まとめです。
昨年、2023ツアーで使った機材をWebマガジン「STAGE」さんに記事にしていただきました。こちら
今のタイミングで一年前の機材を振り返ると、当時の自分の考えが透けて見えるというか「音楽をどう捉えて、自分の役割をどう考えていたのか」みたいなのが見える。ほーん、そんなこと考えてたのね。
改めてSTAGEさんありがたや。
ということで今年は自分でブログにまとめてみます。来年の自分にありがたがってもらおう。
Rogersのセット
2024のセットはこんな感じ。
Rogersのセットにコーテッドヘッド。(REMOコーテッドアンバサダー)
シンバルやタムの数など、これが自分にとってのど真ん中ストレートです。
この基本セッティングは中学生の頃からほとんど変わってません。
前回2023年はこんな感じ。
タイコはクリアヘッドを張ったGretschでした。(REMOクリアエンペラー)
10インチタム、サブスネア、スプラッシュ・チャイナシンバルなど自分にとっての変化球が足された状態。
曲や演出的にカラフルなイメージがあったのと
そもそもツアー初参加だったこともあり「色んなことに対応しよう」という、ある種の緊張にも近い気持ちがあって大きめに風呂敷を広げた心持ちが読み取れます。『読み取れます』とか他人事みたいですが自分です。
当時は自覚なかった気持ちに今気付くのおもろい。
スネア
2023,2024年どちらもLudwig LM400を使いました。
ツアー2本目の大阪くらいに「あれ?これってLB416(ブラックビューティー)にしても超いいんじゃない?」と思い付いたりしたけど一旦保留しました。そもそもLB416持ってない。そういえば欲しい。
どえらい高騰しとる。ひとつのスネアにそんな価値ある?(失礼)
キックペダル
dw5000THにSONORのフェルトビーターSN-SCH20の組み合わせです
見た目以外はダブルチェーンも好きです。
2023年のペダルはYAMAHA FP710だったんですが、今回dw5000になった理由は特にありません。
自分ちのスタジオでずっとFP710+ダンマーのビーターを使っているので「たまにはdw使おうかな」と思い
「dw+ソナー(SCH20)」でやってみたら良い感じだったのでツアーファイナルまでそのままでした。あたたかくて太い音。
FP710にダンマーはどかん!という感じの元気いっぱいモード。フットボードが長いの関係あるんかな。よくわからんけど。
シンバル
ハイハット側
Zildjian AとKシリーズ
ライド側
ZildjianばっかりですがZildjianが好きで集めたわけではなく、好きになったものがことごとくZildjianという。書いてるうちに怖くなってきたけど廃盤にはならないでほしい。
ハイハットボトム
ライドの右にあるUFiPと、このハイハットボトムがちょっと変化球。
左手側の色々
左手側には自作したミキサー台を置いて使っています イヤモニ用のミキサー・ヘッドホンアンプを置く台を作りました。完成画像こんな感じ下段にあるSSL2+は本来オーディオインターフェイスですが、ヘッドホンアンプとしても優秀。電源を繋ぐとスタンドアロンで動作します。[…]
ヘッドホンアンプRNHPが好き過ぎてイヤモニ現場はもう正直これがないとしんどい。
サブでSSL2+使ってましたが物足りなくなってきました。
引きで見ると
引きで見たらこう
わかりづらいですが、ドラム椅子の脚(一本だけ)の下に畳んだタオルを置いて少しだけ椅子がドラム側に前傾するようにしています。
椅子の後ろにレコーダーを置いて、イヤモニのセルフモニター用マイクとして使いました。
ファイナルの日だけこうして椅子下のタオルで前傾を作り、セルフモニターを強めに返しました。
まとめ
来年以降の自分のために、とか言い出して書き始めましたが普通に今この時点で既に自分のためになった気がする。
これからもがんばろ。