撮影でiPhoneを三脚などにセットする際に使うホルダー
Ulanzi ST-28
を買ったらめちゃくちゃ便利で大満足でした。というレビュー記事を書きます。
導入の経緯
もともと、カメラマンの友人が同じMagSafeの磁力を利用するMomentの三脚マウントを持っていまして
めちゃ便利でかっこよかったので買おうと思ったところ
価格が9,000円以上。(当時)
同じ機能で安価なこの商品(当時3700円くらい)を見つけたというわけです。
正直言ってデザインはMomentの三脚マウントの方がかっこいい。
でも機能は変わらず、むしろUlanzi ST-28の方が便利な点もある。
Momentの半額以下という点でも普通にお買い得でした。
iPhoneマウント方法
iPhone12以降に装備されている「MagSafe」の磁力を利用してiPhoneを固定します。
こんな風に
ちなみにiPhone12miniです。
画面側
磁力ってすごい。しみじみ。
Ulanzi ST-28のメリット
Ulanzi ST-28のメリットは
- iPhoneの固定が超簡単&かなり強力
- コールドシューがついてる
- アルカスイス互換プレートも兼ねてる
- 穴にケーブルを通して使うと抜けやダメージの予防になる
です。
最初の二つはMomentでも同じことが言えますが
あとの二つはUlanzi ST-28ならではのメリット。
iPhoneの固定が超簡単&かなり強力
マウント方法が磁力なのでめちゃくちゃ簡単&自由。
縦も
横も
斜めも簡単
マグネットが超強力で、普通に全然落ちそうもない。
結構強めに振っても大丈夫。
コールドシューがついてる
コールドシューもついています
iPhone撮影で結構ネックになるバッテリー問題。
電源のない場所ではモバイルバッテリーを使いたいけど、今度はそのバッテリーの置き場に困ったりする。
三脚にガムテープで固定してる人を結構見たことがある。
それがこのコールドシューがあれば簡単に解決できます。
コールドシューマウントアダプター
これを使えばコールドシューがある製品に1/4ネジ規格のアクセサリーを取り付けられるようになります
コールドシューにこのアダプターを取り付けて
よくあるスマホホルダーを
こんな感じで
もしくはこんな感じで
取り付けて
すると、こうなります
便利。
アルカスイス互換プレートも兼ねてる
ここからはMomentにはなくてUlanzi ST-28ならではの機能
アルカスイス互換プレートを兼ねている。地味に超便利。
アルカスイス互換の雲台に
プレートを使わずそのままサクッと取り付けられます。
Amazonレビューでもこのアルカスイス互換は超便利って言ってる人いました。
マジでそう思う。
穴にケーブルを通すと安全装置になる
これは自分で勝手にやってるだけですが、
Ulanzi ST-28には首の部分にこんな穴がありまして
電源のある場所などで充電しながら撮影するとき、ケーブルをこうやって穴に通しています
こうすることで不意にケーブルを引っ張ってしまったときなど、iPhoneの充電口に負荷がかからない、いわば安全装置的な使い方ができます。
そもそも
この使い方ではやんわりダメージがあるはずなので、それの防止になる。
この首の穴も地味にポイント高い。機材大事に。
Ulanzi ST-28のデメリット
続いて、Ulanzi ST-28のデメリットです。
- iPhoneケースを外して使う必要がある
- 磁気に弱いものに注意が必要
大したことないけど順番に説明します。大したことないのでもうここは読まずに買ってもいいと思う。
iPhoneケースを外して使う必要がある
僕はHumixxというメーカーのケースを使っています
そのままでもくっつくことはくっつく
でもちょっと揺れるとすぐ落ちます。
このケースは外すのがめちゃくちゃ簡単なので普通に外して使っていますが
そもそもiPhoneケースはMagSafe対応品がある。
これらを使えばこの問題は一発で解決。
ですが
そうすると以下の問題が関わってくるので僕は使っていません。
磁気に弱いものに注意が必要
僕はなんでもポケットに突っ込むクセがあり、マグネットのついた持ち物でカードや通帳の磁気を幾度となく破壊してきました。
なのでマグネット製品は持たないようにしているんですが、Ulanzi ST-28はそれを補って余りある便利さ。
結果こいつだけはポケットに突っ込まないようにめちゃ気を付けています。
前述したiPhoneのMagSafe対応ケースを使わないのもこの理由からです。
結局
- 毎回ケースを外す
- ポケットに入れない
これで解決。問題なし。
「デメリット」とか偉そうに言いましたが
「書いといた方がフェアかな」というだけで書きました。個人的には全然気にしていません。
実際のセッティング
実際は
- 三脚に取り付け
- クランプと自由雲台
この二種類のセッティングでよく使っています
三脚に取り付け
三脚にはそのまま取り付けます
この三脚のクイックシューにはギリギリハマるけど、
ここがちゃんと閉まりません。一応不便はないのでそのまま使っています。
クランプと自由雲台
K&Mのクランプ 237B に
自由雲台を取り付けて
Ulanzi ST-28を取り付ける。
という使い方をしています。
ちなみにこの雲台はマイクスタンドにもそのままつけられるので最高。
Ulanzi ST-28、大満足
総じて大満足です。
iPhoneで撮影する人には大体おすすめ。
三脚タイプも色々よさそう。