【8】床作り「大引」前編

  • 2021年1月16日
  • 2022年2月4日
  • DIY

前回地下室の窓を塞ぎまして、今回から床作りに入ります。

考えてみればここまでは窓塞ぎだの解体だのと、全てスタジオ作りの前段階というか準備ばかり。
ここからやっと「スタジオを作る」という本格的なDIYに入っていきます。こわいなこわいな〜。

床を作るにあたって、人に聞いたり色々調べたりしましたが
下から順に
「大引(おおびき)」「根太(ねだ)」「捨て貼り合板」「フローリング材」
という順番で材料を組むことに。

大引や根太などの詳しい説明はこちらのサイトがわかりやすくてとても参考になりました。インターネット最高。

それを踏まえて

地下室に合わせて図面を描きます。
Numbers(Mac)の図形描画を使うとめちゃ便利。Excelでもできそう。知らんけど。

  • 緑の線「大引」
  • 赤い線「根太」(大引の上に乗せる)
  • 左のピンク「大引の間隔」
  • 上のオレンジ「根太の間隔」

です。
の大引は90×90mmの太さで長辺で3.5メートル
重さなどを考えると二分割して繋げる方が現実的。

ホームセンターには4メートルの杉の角材がありました。

でっか


カットしてもらって安心しかけたけどよく見るとまだ全然でかい。
ひとりで必死に運びました。つらい。

木材を繋げるには「継手(つぎて)」という方法があるようで


こんな風に切り取るとこを測って


その部分を丸ノコで切りまくります


すると手で簡単に割れて


ノミで削るとこうなって


それを二つ作って噛み合わせるとこう
この継手のことを「相欠(あいがき)」というそうです。

「わーすごい!なんか大工さんみたい!楽しい!」

と嬉しくなって、ネットで「継手」を色々調べてみましたが本職の方のクオリティがやばい。
上の画像なんかは赤ん坊がばぶばぶしてるレベルでした。インターネットこわいばぶ。
みんなも見て。俺のクオリティを笑ってくれよ。

細かい寸法は現場で合わせます。


大引の水平を取るために底にアジャスター的な金具を取り付け


実際に置いてみます。


アジャスターはネジ式になっていて、上からドライバーで回すことができる
回すことでアジャスターの高さの微調整をして水平をとります


木材の歪み・ねじれもあるので完全な水平は諦めました。限りなく水平に近いブルー。
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ちなみに上の画像のアジャスターの取り付け位置は完全に間違っています。
この位置では継手で繋ぐ木材が当たってしまう。
こういう凡ミスまじで無限にやった。こうして人は大人になるのよ。


噛み合わせる部材を仮に置いてみて


その部分をまたカットしますばぶ。

地下室でカットすると掃除がバチくそ大変になるので、この一本以外は全部上の階に持っていってカットしました。
ただ、部材を上の階に持っていくのもめちゃくちゃ大変だったのでどっちが効率がいいのかはわかりません。答えの出ない問いもあるのよ。人はなぜ生きるのか。

地下室と上階を行ったり来たりすることで「あれ?これってどこの部材やっけ???」とならないように


こういう図を作って部材を管理しました。
今思うとなんでマスキングテープで作ったんやろ。普通に紙に書けばよくない…?

そんなこんなで

ちょっと上手くなったー!!と喜んでみたり


なにをどう間違えたのか全く寸法が合ってなかったり。


明らかにガビガビ&寸法おかしくなってたり…

色々ありましたがなんとか部材のカットと相欠処理は終わり。
この流れだけで一週間くらいかかってめちゃくちゃ大変でした。

この後この大引材に防腐塗料を塗ります。

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