自分のスタジオではK&Mのドラム用マイククランプ[24030B]をスネア用に使っています
デフォルトだとこんな感じの角度です
(サウンドハウスYoutubeより拝借)
評価もいいしホールド力などもいいんですが、スネアに対しての角度をもうちょっと浅くしたい。
ということで改造しました。
サウンドハウスのこの商品リンクはこちら
完成画像
こんな感じになりました
ごちゃついた見た目ですが改造自体はシンプル。そんで効果めちゃくちゃある。
関節が3つ
なんか物足りないオリンピックみたいな絵になったな…。
この円で囲んだ部分が関節になっていて、この三点をぐるぐる動かすことで自由度の高いセッティングができます。
ちなみにデフォルトの関節ふたつはこんな感じ
関節ひとつ減るだけで自由度めちゃめちゃ減ってしまう。
以下に改造内容を書きます。
改造1:曲げた(効果ないかも)
効果ないんかい。改造内容の一つ目は「曲げ」です。
次の改造の方が簡単で効果もあるのでこれは読み飛ばし可
元々の状態はこんな感じ
マイク取り付けネジのレール?みたいなところが直角になっています。
で、改造後はこう
やり方は
まずレールについてるボルトを外します
で、レールの両辺をクランプで挟みます。
ボルトを外した方の辺は添え木をする。
で、ぐいっとやると曲がります
この改造単体だと完全に意味ないしなんなら角度もっと付く。
クランプ用意するのも大変なので下の改造をやってみてからでいいかも。
改造2:アングルを取り付ける
アングルを用意します。
直角じゃないというところが大事ポイント。
大きい穴は3/8インチ(約10mm)のボルトが通るサイズ。
で、3/8インチボルト(多分20mmのやつ)とワッシャーとゴムワッシャーと蝶ナット
ぶっちゃけゴムワッシャーが必要なのかはわかりません。
スネアは結構衝撃があるので衝撃吸収的なのが必要かなと思って。
とりあえず演奏中に緩んだことはない。
ワッシャーとゴムワッシャーをこんな風につけて
レールの下から挿してアングルを通します。
で、またワッシャーセットを通して蝶ナットで固定
アングルのもう一つの穴に元々ホルダーについていたボルトを通して
マイクを固定して完成
改めて完成画像
スタジオが完成する前から2年くらい色々と試行錯誤してこんな感じに落ち着きました。
ちなみに直角のアングルを使ってしまうとだいぶ自由度が下がります。
その場合、[改造1]の曲げの意味が出てくるんですが。
アングルを下向きにつけましたが、上向きでもまた違うセッティングができるはず。試してないけど。
ちなみに写っているマイクはこちら
これは小さめのマイクですが、
たまにこっちを使うこともある
AE2300とi5はサイズの差がかなりある。
マイクのサイズの違いを吸収できるくらいこのホルダーは自由度が高くて便利になったという話でした。