防音室の照明をDIYでいい感じにしました。
電気工事士の資格がなくてもOKの安心な内容。
ビフォーアフター
ビフォー
元々はこんな感じの照明でした。
下から見上げるとこんな感じ。
ダクトレール・ライティングレール・レールライトなどと呼ばれるタイプの照明です。
部屋の中の明るさはこんな感じ。
普通に明るくて快適。
この防音室は電気配線とエアコンの工事以外は全て自作。このダクトレール方式の照明も自分で採用した物でした。
今回は天井の防音と照明の取り付けを書いていきます。概要天井には軽天を利用して、 二種類の吸音材(グラスウールとロックウール) 有孔ボード ダクトレールを取り付けることにしました。図で表すとこんな[…]
ダクトレールのいいところはなんと言っても照明を自由に移動させられることなんですが、このスタジオの天井高は約4m。
照明の位置を変更するには機材のほとんどをスタジオの外に出して、どデカい脚立を持ち込まないといけません。とてもめんどい。
結果、照明を動かしたことはほとんどなし。そのメリットを享受することはありませんでした。
アフター
吊り照明(ペンダントライト)に変更して、床に近いところにも間接照明を置きました。
階段下からの視点はこんな感じ。
どえらい雰囲気出た。
特にフェイクグリーンとの相性がすごい。グリーンなかった頃と見比べてみると
ムードすごい。逆にドラム叩く気ある?
照明って明るけりゃいいってわけじゃなくて、影があってこそ光が映えるんやな〜と思いました。
いい演奏にはいい休符が必要なことと全く同じ。おっミュージシャンみたいな比喩。忘れられがちですがドラマーです。
照明の自作
それぞれの結線はめちゃくちゃ簡単
ペンダントライト
これを使いました
中はこうなっていて
ケーブルはこれを使って
配線するとこう
どっちが白とか黒とか気にせずでOK
間接照明
これを使います
結線自体は上と同じ。繋ぐだけ。
で、余った板に取り付け。
小学3年生のもりもとよしきくんでもやれたであろう楽しい工作。
で、電球取り付けてフェイクグリーンや家具の影に転がすだけです。
普通に買っただけの照明
普通にこれを買って電球を後述するスマート電球に交換して使ってます。
もうDIYでもなくただの暮らしのアイデア。
配線
全体の配線
こんな感じで繋いでコンセントに挿しています。
以下の点はちょっと後悔しているんですが、レール取り付け用のプラグ買えばケーブルも短くて配線もシンプルで済んだのでは…
と配線中の2本目くらいで気付きましたが、やり直すのがめんどくさくてそのままに。
めんどくさがらずにやり直しておけばよかった。完成してからやっぱりやり直すのが一番めんどい。気付いたその瞬間に引き返すのが最短なんやで。
いざ配線
以下の要領で配線しました。
Fケーブルを使って
中身を取り出します
適度な長さにカットして
この線を巻きつけたビスを、天井を抑えている軽天(LGS)材に打ち込みます
ケーブルを挟んで止めます
そんな感じで配線していきました
DIY中は全然怖くなくなってたのに、完成した部屋で脚立に乗るのめちゃめちゃ怖かった
『もし転んだらグラスウールめちゃめちゃ傷付けてしまう…!』とビビってました。身体の心配しろや
そんなこんなで完成。
床の間接照明は説明しようがないので割愛。
本当に家具やフェイクグリーンの影に転がしただけです。
スマート電球
使っているLED電球はスマート電球というやつ。
電球自体がwifiに繋がって、スマホのアプリでON・OFFしたり明るさを1〜100%の間で操作することができます。文明すごすぎ。
ゴールドはちょっと暗めらしいので買いませんでしたが
電球にしては高めの価格。たくさん使う場合はセットのやつがお得です。
ちなみに明るさは1%での使用が一番雰囲気出る。本当にドラム叩く気ある?
電球単体でのコントロールはもちろん、グループを作って一括管理もできます。
シーンコントロール機能で保存した設定にできたりもします。
僕が買ったのは「明るさ」だけが調節できるやつですが、
「電球の色(冷暖)」も調節できるタイプもあります。
文明ほんとにすごい。何食ったらこんなの発明できるんや。
使ってないからよくわからんけどアレクサやGoogleホームにも対応しているとのこと。ほーん。
全景
改めて全景
雰囲気のことばかり言っていますが、実は集中力も上がりました。
以前の状態だと明るすぎて「目に入ってくる情報量」が多過ぎて集中できなかったのでは。
知らんけど。
まぁ結果が全て。雰囲気よくなって集中力上がってよかったこと尽くしでした。