【12】床作り「遮音シートと防音層の根太」

床作りの続き、今回は防音層です。
やっと「防音」というスタジオっぽい話題。
なにも大工目指してるんじゃないのよ。


捨て貼り合板まで進んだ床。

現状では床を強く蹴ったときに「ガンガン!」という感じの音が鳴ります。
もろに床下の空間で音が響いているので、床の内部に吸音材を仕込みます。
ガンガンではなく「ドンドン!」という音になる予定。

今回は吸音材を仕込む前に遮音シートを張り、根太という下地材を打つところまで。

遮音シートの前にまず床と壁との隙間を埋めます。


床と壁の間にちょっと隙間がある。

これはミスったわけではなくて
作業性や誤差などを考えて余裕を持った結果です。
この上に壁ができるので見えなくなる部分ではありますが、湿気なども少し気になるので念のため塞いでおきます。

ネットで検索してもこんな隙間ありきで床作ってる人なんかいないので自分で考えるしかない。


床下に詰めたスタイロフォームの余りものを突っ込んで、床の高さに線を引き


線に合わせて定規をあててカット
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ぴったり。


隙間が狭くて入らないところは


薄く切って


ぽいぽい投げ込みます

高さが積み上がってきたら最後に太めのやつをギチギチにはめて終わり。


そんなこんなで埋まりました。
ほんとは空気が入る余地のない、空間を埋め尽くすようなやり方があれば良かったけど
まー何もしないよりはマシという気持ち。
(※後になって気付いたけどウレタン発泡スプレーを使えば空間埋め尽くせたはず)

次は床の合板に遮音シートを張ります。

遮音シート、これは結構薄いやつですがゴム素材でめちゃめちゃ重い。多分20kgくらいある。
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どちらが表でも効果は同じと聞いたので何となく印字面を上にしようかなーと置いてみた図

よく調べてみたら接着剤などをつける場合は接着面にゴムがくるようにとのことで、これでは逆。
シート敷くとき最初逆に敷いてしまう呪いにかかっとるんかな。

ということでゴム面を上にして敷き詰めました。
タッカーでそれぞれ端を留めています。ちょっとシワ寄ってますがこまけえこたぁいいんだよ。
幅94cm 長さ10m の1ロールで約6畳が埋まります。


つなぎ目をテープでとめます。

留めたテープ。
まっすぐといえばまっすぐ、ゆがんでいるといえばゆがんでいる。
まるで自分の性格のよう。


シートの上に根太(ねだ)を打ちます。
45×45ミリの角棒。
長い方は2550ミリ。
短い方は端材。足りない分を補います。


接着面に根太ボンドをびよーっと出します


ビスで固定


ビスは斜めにも打ちます。ちょっと難しいけど固定力は上がる。


根太と根太の間隔は303ミリだったなーと思ってこんなものを作りました。
この二本の長さは303ミリになっています。書いてある通り。
わざわざ書いたのは似たような端材がこの家にはゴロゴロ転がっているから。混ざったら一発でわからんくなる自信ある。


こうして置けば次に打つ根太との間隔を同じにできる!!
と、思いついたときは自分の才能に震えました。もしや天才?

ただすごく重要なことなんですが

・根太と根太の間隔が303㎜

というのは間違いで

・根太の「芯と芯」の間隔が303㎜

でした。天才にもミスはあるなー。結構ミスでかいなー。


図にするとこんな感じ。
僕は❌の方でやってしまいました。
この場合258㎜にすればちょうど良いはず。勉強になりました。

 まーもう完全に手遅れですが。

ちなみに気付いたのは2日後くらい。遅すぎる。

諦めて、次は根太の間に吸音材(グラスウール )を詰めて上から合板を張ります。

この時の動画
ライブ配信

上記動画の途中からライブ配信を始めてみました。
Instagram → @morimo04
Youtube → Yoshiki Morimoto

今後も不定期で配信する予定です。
緊張のあまりほとんど無言。
喋らなすぎて「誰かに脅迫されて配信させられてるのでは」とまで言われました。脅されてません。

ライブ配信はこれでも結構好きで、配信してるとサボれないというメリットもある。
でもひとりの空間で喋るのが難しすぎてそこのハードルなんとかしたい。
参加してくれる人たちと通話できる機能あったらいいのになぁー。

ドラム用スタジオDIY 最初から読む

モリモト、スタジオ作るってよ