ソーホースで作業台を作る

現在作っている防音室、壁の下地材に吸音材のロックウールを詰め込むところまでは終わりました。

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次は石膏ボードを貼る工程。
石膏ボードは貼る前にカットするんですが、その際に作業台が必要になります。
以前に作った作業台は普段使いになってしまっているので新しく作ることにしました。

ソーホース

今回の作業台はソーホースで作るにしました

ソーホースってのはこういうやつ。

これを二つ並べて、

この上に板を渡すことで作業台にします。

ちなみにこの状態でもたまにおしゃれなカフェなんかで自転車スタンドに使われています。
そのときは水平の部分に自転車のサドルを引っ掛けて使います。おしゃれ。

ソーホースにした理由

一番の理由は「作りたかったから」右脳がそう言ってました。

でも一応ちゃんとメリットというか理由があります。さすがに。

理由1:移動しやすい

以前作った作業台はこれ

完全に普通のテーブル。移動させるときは台全体を持ち上げないといけないので一人だとかなり大変。

ソーホースは脚に板を渡すだけの作業台。

天板と脚が三つに独立しているので、持ち運ぶのがかなり楽です。
特に今回は階段を使って移動させることもありそうだったので移動のしやすさは超重要でした。

理由2:調整しやすい

後述しますが今回選んだソーホースは「ソーホースブラケット」という金具に2×4材を差し込んだり挟んだりしてビスで固定するだけのものです。

差し込む2×4材を自分の好きな長さに切れば幅も高さも自由。天板に至っては載せてるだけなので更に自由。

今回の作業では天板がかなり汚れる予定ですが、スタジオが完成した後は新しい天板に交換してテーブルにしようかなーと思ってます。

ちなみに今回は脚の長さを80㎝にして作りました。立って作業するのにいい高さ。

理由3:雰囲気いい

これは完全にただの好みです。
木と鉄の組み合わせが好きで、今のスタジオ作りは意識して木と鉄の組み合わせを使っています。
ほらこの階段とか。

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いざ作製

DIYでおなじみ、SPFの2×4材を買いました。

サイズと本数は

  • 80㎝ × 8本(ブラケットの下に差し込む脚用)
  • 91㎝ × 2本(ブラケットの上に噛ませて天板載せる用)

です。

この写真には脚用の80㎝のやつが4本しかありませんが、ただ単に買う数を間違えています。モリモトあるある。

ソーホースブラケットはこちら

 

 

これが二つ入っています。

 

こんな風に2×4材にかぶせて

 

ブラケットの穴に合わせてビスでとめます。ほんとは穴に合わせてドリルで下穴を開けた方がいいみたいですがめんどくさいのでやりません。

 

ビスでとめました。

これを二つ。どうでもいいけど脚を閉じてると「気をつけ!!!」みたいに見える。

 

「やすめ!」

 

ここにもビス穴があるのでとめます。

 

この段階でブラケット1パッケージと80cmの脚を4本使い切り、はたと気付きました。
「ブラケットも脚も完全に一組分足りてないやん」

 

ブラケットと脚を追加で買ってきました。

 

やっと2組完成。 

 

天板は適当に、使ってない物入れの扉を外して使うことにしました。

流石に表はやめとこ、ということで裏面

 

こういう飛び出ているパーツは外しておきます。

 

ということで完成。雰囲気あるねえ。

石膏ボードを切るときはこんな感じ

石膏ボードを天板に載せます。重くて大変。(1枚14㎏ある)

 

切り取るところにカッターで切れ目を入れます。
1回では浅いので5回くらいシャっと入れました。

その切れ目を天板の外に出して、下に向けて石膏ボードを押すとバキッと折れます。気持ちいい。

 

と、こんな感じで石膏ボードを切って、次回から軽天で組んだ壁の下地に固定していきます。

 

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