デジタルミキサー「Soundcraft Ui16」のケースを作った

デジタルミキサー Soundcraft Ui16を買いました

ui16には専用ケースがない

こんな感じになりました

この画像は「完成ver. 1.1」という感じ。
側面にある金属パーツ、最初はなかったんですが使い始めてから必要を感じて取り付けました。
トグルラッチ(パッチン錠とも呼ぶ)
右側面には取手もある
上記、金属パーツを取り付ける前。完成ver. 1.0

謎の木箱。
パカー
わかりづらいですが、板の切り口(木口)を凹型の段差が付くように作っていて

凸型に組んだ蓋をはめ込む構造になっています。(表のみ)
黒のステインと艶ありニスを塗ったら昭和の家具みたいな感じになった。
蓋をはめた状態

まさかデジタルミキサーとは思えぬ古風な見た目。

作り方

図解メインでお送りします

全体像

真上から見たui16、図にするとこう

固定するための角材があって(30mm×40mm)
側面の板(黄緑)、それを固定するための角材(18mm×18mm)
蓋はこう
オモテ面は段差でハメ込み、裏面は適当に角材でも貼り付けてハメ込もうと考えました
正面から見ると
こんな感じで箱を組んで
固定のための角材があって
こうなるということ

材料

針葉樹合板9mm厚のものをホームセンターでカットしてもらいました。
サイズはこう
角材はこんな感じ

いざ製作

ui16本体ケース

側面のにui16を取り付けるための角材を取り付けます。

ui16のラック取り付けプレートが8mmなのでその分の間隔を空けておきます
側からビスで固定してあります
18mmの角材を上下に固定
これも側からビスで固定しました

これを二組作ります。
横から見るとこうなってる
こう
上にを取り付けます。

ビスを打つのは18mm角材に。
下にも同じを固定

持ち運ばないならこれで塗装して終わり。
サイズを変えれば簡単なラックケースDIYとして使えるはず。
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持ち運ぶので蓋が取り付けられるようにします。

側面に2枚目のを貼り付け
アップにするとこう。

こうやって段差をつけることによって蓋が取り付けられるようになる。
上下にも2枚目のを貼り付け
ました。これで凹になった。
できてきた。テンション上がる↑

ここからは蓋作り。凸の部分。

フタ作り

前面のフタ

まずはui16本体、前面側のフタ

 

本体側の段差にフタ内側のをハメ込みます
フタ側面、外側のを置きます
クランプで抑えてビス止め。
同じように長辺の外側にもをビス止めし、四方を二重にします。

フタ(前面)の枠ができました
ミキサーを入れて
1×2材(19mm×38mm)を178mmの長さに切って入れます。
横から細ビスで固定して
1×2材に固定する形で蓋のオモテ面に板を貼り付けました

このタイミングでほぼ棺桶のミニチュア状態になる。

これで表の蓋はOK

裏のフタ

次は裏の蓋

裏は段差を作っていないので

段差的なものを作ります
フタの面材をあてがい
実際の画像。
線を引いて
そこに適当な角材をあてがって

ドリルで下穴を開けます。
オモテ面に貫通した穴からビス止め。

これを四隅でやって裏蓋も完成。

塗装

黒のステインで着色
塗装はコテバケ。サンマは目黒
中は違う色にしようかなと思いまして
水性オイルステイン オールナットで着色

わーーーー外側もこれにすればよかったかもーーーーと言いながら塗りました。
入り組んでたりするので刷毛を使いました
着色は完了。クリアで塗装します
しました

ケースにui16を固定

ui16をビスで固定。

ゴムワッシャーを入れて傷がつかないようにしました。

取手とトグルラッチ(パッチン錠)を取り付け

最初はこの棺桶スタイルで使っていたんですが

移動中に蓋がパカパカ外れるので蓋を固定するトグルラッチを取り付けることにしました。
取り付けました。注意点はビスの下穴を絶対に開けること
向かって右側の面には取手もつけた

完成

ということで完成。
木目の見えるオイル塗装にすればよかったかもと思っていますが時既に遅し

昭和の家具みたいになってしまいましたが使用自体には問題ないので気にしないようにしています。
「気にしないように」という時点で本当は気にしている。
キズがついて年季入ってきたらいい感じになるかなぁ
ならんかったら再塗装してそれも記事にします

それもめんどくさいな〜〜〜

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